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2015
01.21

今日の出来事で


今日の朝、ディに行く用意をしていた92歳の母、いつも通り丹念にお化粧していた。
お迎えが来ているのに,まだ化粧中。
覗いてみたら、
「眉毛がなんでか真っ赤やねん。こすっても落ちへんねん!」とドレッサーの前で眉毛をティッシュでこすっている。
見たら、両方の眉の周りが真っ赤だ。
どうも口紅を眉墨と間違えて眉毛に付けたようだ。
母は深刻な顔。
私は大笑い。

その母の娘である私は化粧は好きではない。
化粧水すら今では全く買わないで、自家製を作っている。
母は、しょっちゅう「口紅買って来て、化粧水買って来て…」と今でもいう。
店の店員さんは、化粧っ気のない私が使うと思ってかいろいろな化粧品を勧める。
「90過ぎた母が使うので,頼まれた物だけでいいです」というと店員さんはみんなびっくりする。

そう言えば私が小学生の頃、そばかすだらけで汚いからと某有名化粧品メーカーのレモンの絵のラベルの付いたクリームを買って来て、塗るように言われたのを思い出した。今で言えば美白クリームだと思う。
女性の価値が綺麗であることと思っていた母に,反抗し出したのはこの頃だったと思う。
それからずっと、考え方が相容れないままでいた。

母と同居した6年前ごろには母との違いを再確認しては、「そばかすだらけで汚い子」と子どものころ言われた言葉を何となく思い出していた。
あの時に、「そばかすがあって可愛いい子」と言われたら私はどう育っていただろう。

今の私にはなっていないような気がする。
この母に育てられて、私になった。
そう思うと、着飾っていそいそとディに行く母も可愛い人に見えて来る。
今日は、そんな母に真底大笑いが出来た記念すべき日になったかもしれない。


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