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2015
04.18

リンゴの木の思いで

Category: 8 果樹
私が産まれたとき、家は農家でした。
お米から野菜、果物など何でも作っていました。
その中でも、一番嬉しかったのはデラウェアのブドウでした。
良いのは出荷するのですが、粒が揃っていなかったり出来が悪いのはおやつで食べ放題でした。
収穫も最後の方になると、くずのブドウがたくさん出ます。
それらは家族総出で、石臼で潰して絞った汁を瓶に入れて
新聞紙を丸めて栓をして、保存していました。
しばらくすると、発酵して栓が飛んで吹きこぼれます。
葡萄酒の出来上がりです。

もちろん子どもの私は飲ませてもらえません。
かれこれ60年近く前の記憶です。

新しい物は何でもチャレンジしてしまう父は、失敗も多い人でした。
関西では育たないといわれていたリンゴの栽培も手がけたこともありました。
畑一面に真っ白い花をつけたリンゴの木を見た時は、子どもの私でも綺麗だなと思いました。
しかし、成長したリンゴは小さく出荷出来なかったようです。

関西ではリンゴはほんとうに育たないのでしょうか?
試してみたくなりました。
昨年は苗木を富士と紅玉の二本買って植えました。
1メートルぐらいの接ぎ木です。
今日見たら、紅玉はまだですが富士に小さな芽が出ていました。
いつになったら実になるかは分りませんが、夢を追い続けた父の遺伝子が私の中でも目覚めたようです。
実が成ったら、まずは仏壇の父にお供えしたいと思います。
でもいったい何年かかるのでしょうね。

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2015
04.18

安納芋が発芽していました

Category: さつま芋
芋苗作りをしています。
発砲スチロールに植え付けたのは3月21日でした。
それからも寒い日が続いていて、なかなか発芽しないなぁ〜思っていました。
苗床を覗いてみると安納芋が発芽していました。
1ヶ月かかっています。
さつま芋はやはり暖かくならないと発芽しませんね。
まだ植え付けるのには早いのでゆっくり育って欲しいです。
ちなみに、金時芋はまだです。

P1080755.jpg

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