いったい,何もの?
いくら探してもいませんでした。

すると昨日も……
この苗は丸裸に。
おまけに、ウ○コらしき物まで…。
それでも、見つかりません。

そしたら、けさ悠々と畳の上を徘徊している物が…
こいつだ、犯人は!
と思ったのですが、何ものかは分りません。
1センチ程でよく見えませんでしたが、写真を撮ると顔らしいのもついています。
幼虫図鑑の写真を見ていても、該当するはありません。
いったいなに物でしょうか?

私は、虫にはかなり免疫が出来てきましたが、幼虫の写真ばかり見ているとやっぱり気持ち悪くなってきます。
手の上に乗せている人の気持ちは、まだ理解出来ません。
観察後は、ピンセットでつまみ出しました。
もう、食べられることは無いでしょう。
ヤレヤレです。
名無しの幼虫くんもホッとしたことでしょう。
一件落着です。
人参とダイコンはこんな時期に蒔いたのは初めてです。
今日は天の恵みで雨が降って、ホッとしています。
自然栽培は種まきの時に水はいらないということが本などに書かれているのを読んだことがあります。
しかし,浸水して発芽させている私は、やっぱり発芽するまでたっぷり水をあげずにおれません。
人参の発芽は特に私には難しいので苦労するのですが、今年の2月20日(写真を撮ったので日にちが記録されていました)にそろそろ種まきをと思って使い古しのトレーを畑に積んであるので物色していました。
その時にトレーの間に昨年の秋に蒔いた人参の残りの種袋が見つかりました。あんなに畑で発芽しにくいのに袋から出した種はちゃんと芽を出しているではないですか。
蒔こうと思ったのですが、芽や根が絡み合ってもう無理でした。
置き忘れたことはとても後悔しましたが、こんなにも発芽率の良い種が畑に蒔いた時に発芽しないのかがその時不思議に思いました。
しかし,冬で寒いのに袋の中は温度が適温になり、雨で袋からしみ込んだ水分で保湿され発芽の条件を満たしていたのだとすぐに理解しました。
置き忘れた種は、身をもって私に教えてくれていたのでした。
そう考えるとマニュアルは否定はしませんが、一生懸命読んであれこれ迷っているのもばかばかしいと思ったりもします。
マニュアルはあくまで参考として,失敗もありで実践で試してみるのも良いことかも知れません。
そして失敗したら原因を考え、思わぬ発見もあってより野菜のことも理解出来るかも知れません。
「何でも思ったら,試したらええやん」、と柔軟な(ええかげんな)ことで手を打つことにしました。
種についてベーターリッチ (サカタのタネ) ペレット種子を蒔いた理由と結果。
昨年夏に蒔いた黒田五寸の発芽が悪く、生えたところと生え無かったところが出来ました。それで秋も深まった頃に,ほとんど人参の種は店頭に無く、唯一この種が売られていたので購入しまし、生えてないところに蒔きました。
結果は、畑では発芽していません。今,収穫出来ているニンジンは先に蒔いた黒田五寸でした。
本当に,分からないものですね。
それと,「ペレット種子」よく分からなかったので調べました。
天然素材を主成分とする粉体を用い、種子を核として均一な球状に成形したものがペレット種子です。不整形種子や偏平種子、花き類などの微細種子でも、ペレット加工することで、取り扱いや機械播種が容易となり、作業性の向上というメリットが得られます。http://www.takii.co.jp/quality/merchandise.html(タキイのHPより、種の加工について載っていました)
こんな状態で袋中で発芽していました

昨日蒔いたダイコンと人参の畝です

誤解しないで下さいね。放置している訳ではありません。あまり見せたくないのですが、昨年の人参の畝です。結局は,秋に蒔いた「ベーターリッチ」は陰も形もありません。黒田五寸は収穫しながら食べています。

植え付けまで、まだ2ヶ月近くあります。
それまでちゃんと育つて欲しいです。
私は,5年前に一度種から育てようとして大失敗しています。
何も知らなかったのですね。
それからは,わずかばかりの家庭菜園なので苗を買った方が無難だと思っていました。
しかし,昨年の夏野菜は今の方法でほぼ成功しました。
今年の課題は,種取りと固定種を出来るだけさがすという次の目標を掲げました。
失敗だらけですが、こうして初めて記録を残すことによって分ることもあります。
この苗が,スクスクと育ってくれることを願いながら…。
2015年度 種から双葉までの記録
2015年2月25日現在
品名 | 品種 | 種浸水(種蒔)日 | 発芽(根)ポット | 双葉到達日 | 双葉までの日数 |
トマト | 三代自家種 | 1/8 | 1/14(6日目)トレー植2/8 | 2/2 | 25日 |
妙紅(2014) | 2/9 | 2/12 | 2/16 | 7日 | |
メニーナー | 2/9 | 2/12 | 2/16 | 7日(3粒発芽しない) | |
ピンクブランディワイン) | 2/9 | 2/12 | 2/16 | 7日 | |
キャロルスター | 2/9 | 2/14 | 2/20 | 10日(生え揃わない) | |
茄子 | 真黒茄子(2015) | 2/4 | 2/9 | 2/14 | 10日 |
賀茂なす(2015) | 2/4 | 2/9 | 2/17 | 13日 | |
紫御前(2014) | 2/4 | 2/9 | 2/14 | 10日 | |
キュウリ | バテシラズ(2014) | 2/9 | 2/10 | 2/14 | 5日 |
八町きゅうり(自家) | 2/6 1/15 | 2/10 2/17 | 2/12 2/18 | 6日 4日 | |
一番星キュウリ |
| 2/14 | 2/24 | 10日 | |
ピーマン | 地生え(2014) | 2/6 | 2/10 | 2/15 | 9日 |
自家 | 2/6 | 2/10 | 2/14 | 8日 | |
唐辛子 | 自家 | 2/6 | 2/10 | 2/19 | 13日 |
万願寺ししとう | 万願寺甘とう(2014) | 2/6 | 2/10 | 2/19 | 13日 |
万願寺甘とう(自家) | 2/6 | 2/10 | 2/19 | 13日 | |
バジル | 自家 | 1/8 | 2/8 |
| 1月 |
セロリ | 自家 | 1/11 |
| 2/17 | 1月半 |
ミニ白菜 |
| 2/24トレー |
| 3/3 |
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レタス | ガーデンレタス | 2/20プランター |
| 2/26 |
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ミックスレタス | 2/20プランター |
| 2/26 |
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エムラップ | 2/20プランター |
| 2/28 |
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メルボルン | 2/20プランター |
| 2/28 |
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ミズナ |
| 2/15プランター |
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ラディシュ |
| 2/15プランター |
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コマツナ |
| 2/15プランター |
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下仁田ネギ |
| 2/26プランター |
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ダイコン | 時無し大根 | 2/25直播き |
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人参 | 黒田五寸 | 2/25直播き |
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ゴボウ | 自家採種 | 2/25直播き |
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チンゲンサイ |
| 2/27トレー |
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シュンギク |
| 2/27トレー |
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ホウレンソウ |
| 2/27トレー |
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サラダ京ミズナ |
| 2/27トレー |
| 3/3 |
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今頃、昨年の夏野菜の茄子やピーマンなどの残骸を片付けました。
そして,わずかになった物はきっぱり片付け収穫です。
今日は、聖護院カブの小蕪もどきも全部抜きました。
かなり筋張っていると思うのですが食べられるでしょう。
もう花の蕾が付いています。これも食べなくては。


ブロッコリーも葉っぱは鳥に食べられていますが,脇芽は成長していました。これは,もう少し残します。

蕗の薹も花が開き,今年は豊作です。湯がいて冷凍します。

ネギは,もう少し残して植え変えます。これは昨年のネギ坊主からのものです。

次に植え付ける場所を検討しながら畑で過ごしていました。
とりあえず今年はできるだけ耕さずに作ろうと思いますが、秋ジャガを掘り返したあとは畝をたてました。
次に植える、ジャガイモ、人参、ゴボウ、夏ダイコン、白菜、チンゲンサイなどの植える場所を作らねばなりません。
狭い畑に欲張りすぎで、植える場所を決めるのが一苦労です。
昨年の場所と被らないように、頭を痛めます。
いくら考えても、いつも無計画に(と言うよりは空いているところを埋める式)植えてしまっています。
本にはローティショーンを作って,毎年畝を一つずつ移動するなどと書いてあります。
しかしそんなことはいつも私には無理難題なんです。
夏野菜の苗は順調に双葉になっています。
第二弾の種まきもあります。
さあ、忙しくなりますが楽しみでもあります。
何とかなるでしょう。
ついでに、先日購入していた「シンワ 土壌酸度計 A 72724」を思い出して酸性度を計ってみました。
だいたい私の畑はPH6〜6.5ぐらいでした。
すこしずつ良い感じになって来ているなと実感しています。
どうりで,「暖かな日だなぁ〜」と畑でのんびりでした。
家の畑で,誰が種を運んできたのかタンポポが咲いていました。
風かな、鳥かな?
タンポポは本当に可愛いです。
小学校からの帰り道4キロを歩いていましたが、そのころはその半分には家も無く畑と田んぼでした。
私はタンポポやレンゲやクローバー、スカンポなどなど自然を玩具にいろんな遊びをしながら帰りました。
先生や親からも,道草をよく注意されたのが記憶にあります。
そのなかでも、タンポポの茎を笛にして吹くのが得意でした。
太そうなのや細そうなの、また長いのや短いので音階を変えて、二重奏や三重奏にして楽しんでいました。
それは今でも出来ます。
孫に聞かせると真似をするのですが上手く行かないようです。
もう少し,大きくなったらまた聞かせようと思っています。
今の子どもは、そんな遊びはしませんね。
残念です。
山によく登っていた時には,高山植物に楽しみを覚えていました。
高山植物は専門家ではないので詳しくは分りませんが,野の花が高山であるがゆえに変化したのかなと思える物がたくさんあります。
また山では,あまりに高いので外来種が到達出来ないのか、日本独自のものが多い気がします。
またその山にしか無いと言う固有の高山植物もあります。
そう言う花に出会えた時には,一段と心が躍ります。
タンポポの話に戻りますが、山にもタンポポが咲いていました。
白山はお花で有名ですが、「お花松原」というところにクロユリの群生を見に谷筋を降りていった時に見つかりました。
写真を撮っていたので、家の畑のタンポポと見比べたくて写真を探したらありました。
やっぱり,日本のタンポポでした。
畑のは外来種のタンポポでした。
やっぱり日本タンポポは見かけなくなりました。
改めんて野菜も固定種を大切にしなくてはいけないと感じました。
畑のたんぽぽです。外来種は萼が開いています。



白山のタンポポです。日本のタンポポです。萼が閉じています。


この種の収穫時期は年内と書いてあるのですが、また元気になってきました。
嬉しいですね。
だいたい私は高菜は漬け物と言う印象で、料理には使わない野菜でした。
今までの印象は、食べ方の方もあまりバリエーションが無く、苦みのあるのが気になっていました。
しかし、今日作った「豚肉との炒め煮」は、とても美味しかったです。
家族にも、評判が良かったです。
ちょっとしたことなのですが、炒める前に湯がきました。
それだけで、けっこうマイルドな味になりました。
和風出汁でも濃いめか中華風が合うと思いました。
でももう一度京風薄味「菜っ葉の炊いたん」を、湯がいてからやってみようと思っています。
この、信州タカナは葉っぱは紫(表)と緑(裏)のツートンカラーです。
昨年、種を購入た固定種です。
普通の高菜よりは灰汁が強いような気がします。
今日は湯がいたので少し増しでしたが、最初そのまま煮たら真っ黒になりました。
湯がき汁は,綺麗な紫色をしていました。
他にも、美味しい食べ方がありそうです。
種の説明より
信州高菜(しんしゅうたかな)
山形青菜と紫高菜の交雑から選抜育成。株は大型、葉は濃紫で幅広く肉厚でパリパリしている。辛味があって独特の風味があり漬物に好適。寒さに強く冷涼地で9月上旬に播種し、10月下旬~11月上旬収穫、株が大きく育ってきて寒さにあたると味が凝縮してくる。

そろそろ、夏野菜の種まきとジャガイモの植え付けののために,畑も片付けなければなりません。
今日は、「聖護院大根」と「総太りダイコン」を全部抜きました。
ダイコンは「ふじ宮重」という品種がまだだいぶ残っています。
これは,固定種なので種を採るために少しは残しておきたいです。
種を採るダイコンは大きく育った物を残した方が良いと聞いたのですが,先にうっかりして大きいのから収穫してしまいました。
だいぶ残っているのは,ケチケチ間引きをしていたからです。
思い切って間引けば、もっと大きなダイコンになるはずなのですが……
私はどうしても、一度にたくさん間引いて捨てることが出来ないのです。
間引き菜のときから,食べる分だけしか間引けません。
可哀想になるのです。「間引く」と言う言葉もいい感じはしません。
きっと一粒ずつの種はそれぞれ大きく育ちたいはず。
私も育ってほしいと思うのです。
本を見ていると,間隔は○○㎝は開けて植えましょう、間引いて○○㎝は開けましょうと書いてありますよね。
何とかして,間引かずに育たないかと模索中です。
おまけに狭いところで多収穫はしたい。
今年は、何とか工夫をしてみたいですね。
福田俊著「福田さんのラクラク大収穫!野菜づくり」を参考にしていますが…。
すごいアイデア満載なんですが…。
ご本人は,ズボラと言うことなんですが、ズボラではとても真似出来ません。
でも,ヒントはもらいました。

今日の収穫はみんな漬け物にすることにしました。
柚子ダイコン(柚子、甘酢)、しょうゆ漬(醤油、味醂、酢、砂糖)、塩レモン漬け(塩レモン、甘酢)などです。

今夜は塩で漬けています。あしたべったら漬けにします。

今日は暖かさに誘われて、小さな庭を一巡。
やっぱり,いつもの場所にいつものように芽や蕾が顔をだしていました。
家の赤い侘助は葉っぱは虫に食われていますが何のその、ちゃんと花が咲いています。
でもやはり地味ですね。

梅はまだ蕾です。でもプックリ膨らんできました。

真っ赤なボケの花も咲き出しています。木が満開の花を咲かすと凄いのです。
これは昔小さな鉢植えを母にプレゼントした物を母が植え変えて大きくなりました。
花が咲くと,ムクドリが食べにきます。一度丸裸にされたことがありましたが、枯れませんでした。

クリスマスローズは,地面に這いつくばって今か今かと出番を待っています。


これからは,次から次へと美しいショーを見せてくれます。
私は毎年同じなのに,ワクワクしながら楽しみに待っています。
やっぱり,春はいいですね。
春よ来い(童謡)
春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている
春よ来い 早く来い
おうちのまえの 桃の木の
つぼみもみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている
土のついた野菜をきれいに洗うのは,面倒な作業です。
少し温かくなったのでましですが,冬の寒いときは手がちぎれそうです。
洗いながら,農家だった私の家の昔の光景を思い出していました。
昔の農家の女性は、寒い冬も流れる小川でせっせと洗っていました。
田植えも泥んこになって、腰を屈めて一日中植えていました。
子どもの頃の風景として懐かしく思い出すのですが、農家に嫁いだ女性はかなりの重労働でした。
農家のお婆さんは、ほとんど腰がくの字に曲がっていました。
いまだに畑仕事をしている90歳近い近所のお婆さんも,杖で体を支えてつの字の状態で種を蒔いています。
今なお使命のように、「あかんようになったわ」と言いながらも畑に毎日出ています。
「人は私を見てええ歳して、そんなにせんでもええのにと笑わはるのよ」 とよくお婆さんは言います。
「一生懸命働いている人を笑う人は,自分が笑われているんよ。ほっといたらええのよ」と私は言う。
このお婆さんは、六年前からの私の畑の先生です。
おかげで、少しまともな野菜になってきました。
しかし、まだ私の作るのは大きいのから小さいのからいろいろです。
人参も,揃って生えてきません。
自然栽培やからと先生には言い訳をしています。
もう一つの言い訳は,「家庭菜園やから何でも有りで楽しんだら良いねん」 です。
先生も、「そうや,自分が食べるのやから自分が納得出来るように作ったらええのんや」 と聞き流してくれる。
こうでなければならないと考えても、思うように育たないもの。
「出来が悪くても我が子」 子育てと通じるなぁ〜、とつくづく思います。
何が悪かったのかと思うのも子育てと同じ。
しかし,真剣に向かい合ったのだから出来映えには悔いはありません。
今日収穫した野菜は本当に大きいのから小さいのまで様々でした。
また言い訳をしますが、聖護院大根もすごく大きいのもあったんですよ。
大きいのから順番に食べています。
今日の収穫です。ゴシゴシ洗いました。まだ水は冷たいです。

お風呂上がりに、背の順番に整列。

聖護院ダイコンは、美味しかったので小さいのしか残っていません。

また、一株だけ掘りました。

ちょっと,遊ばせてもらいました。お野菜も楽しそうです。

いまのところ、かなり過保護で入る隙もないと思っていたのですが…。
なんと、食い散らかしたような葉っぱの切れ端がポットに落ちているではありませんか。
いったい、これは誰の仕業なんでしょう。
4本程、やれています。
このまま苗の成長に影響がなければいいのですが…。
心配です。
齧られたようなあとが

けっこう,無惨です。

となりの、とうがらしは大丈夫です。

八町キュウリも大丈夫でした。

あとで直播きした,一番星キュウリも大丈夫でした。

縁側で、衣装ケースの中なのに不思議です。
