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2015
01.27

固定種の種へのこだわり

Category:
そろそろ,夏野菜の種の準備です。
昨年の夏野菜からは固定種にこだわって,種からの育成に出来るだけするようにしました。
しかし,失敗を恐れて購入苗も一緒に4月の終わりに植え付けました。
結果としては、ピーマン、シシトウ以外は購入苗と変わらない収穫が出来ました。
ピーマンとシシトウは苗は立派に育ったのですが、成育が悪く10本中2本程しか育ちませんでした。
思い当たるのは、草に負けたのか植え付け時期の気温だったのかよく分かりません。
成育過程は、全般に購入苗よりは遅かったのですが、大きくなりかけたら追いついたように思います。
そして,今年は残った種と自家採種した種、それに新たに購入した種とで実験的に育てたいと思っています。
昨年の結果に少し自信が湧いて来たので、きっぱりと苗の購入はやめました。
はたして,上手く行くでしょうか…

昨年購入した種は半分残しました。自家採種も出来ました。
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今年,追加した種と参考にしている本。
写真のミニトマト(キャロルスター)は固定種ではありません。ミニトマトは固定種が買えませんでした。孫が喜ぶので、わかりませんが味に重点をおいてこの品種にしました。
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2015
01.26

ムカゴが発芽

Category: ヤマイモ
採種した種の中に、落ちていたムカゴを拾ってビニールの袋に入れてあるのがあります。
今朝見たら,発芽しているではありませんか。
我が家は、いつも冬でも20℃前後で暖かいので、そのせいかも知れませんね。
それにしても、凄い生命力ですね。
せっかくの命、しばらく観察して育成したいと思います。
今までは,大きな種芋を買って来て植えていましたので、ムカゴからの育成方法は全く知りません。

さっそく,調べなくては……

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2015
01.24

ダンゴムシとダイコン(またはカブ)の関係

Category: ダイコン
昨日,畑でいろんな野菜を収穫して、今流行の瓶に入れて作るサラダを作りました。
これで2回目ですが,けっこう便利で美味しいです。
料理のサイトを見るとまるで芸術のような色彩ですね。
我が家の使用野菜は畑にあるものなので、色彩的には美しいとはとても言えませんがお披露目です。
下からドレッシング(今回はオリーブオイルとユズポン),ダイコン、ニンジン、白菜、キャベツ、ルッコラ、レタス類です。
野菜をボールに出してから、チーズやハムなどトッピングしたりしてアレンジしています。
とにかく,突っ込んでいると言う感じかな?


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それで材料にしようとダイコンを収穫しょうとしたら、、けっこう奥までダイコンに大きな穴が空いていました。

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綺麗に洗った写真なので、分らないと思いますが、この穴にはダンゴムシがいっぱい詰まっていたんですよ。
私は、前にもカブを料理しょうと包丁で切ったら、アリの巣のようにダンゴムシが詰まっていたので,思わず悲鳴をあげてしまったことがあります。

子どもが小さい頃は往々にしてダンゴムシがとても好きで、家の娘が幼稚園の時に、「おかあさん、おみやげ!」といってビニール袋にダンゴムシをいっぱい詰めて家に持って帰ったことがありました。その時にも,私は悲鳴をあげて「捨てて来なさい!」と大声を出してしまいました。未熟な母親でした。今では孫の掌にいっぱいのせてあげているのに……

そういうわけで、孫にダンゴムシの絵本を買ってやりました。
その本によると、たしかダンゴムシは仲間が肩を寄せ合い集まって来て寒さを耐えて堆肥の葉っぱの下などで冬を過ごすというようなことが書いてありました。

また、落葉を食べて,微生物を分解しやすいようにして土壌を豊かにしてくれるという有り難い反面、作物を食害するという側面もあるそうで、家のダイコンやカブは美味しかったようで、食べられていました。
土に近いところで生息するという固定観念はくずれ、このダイコンのようにけっこう高いところまでクライミングしているようです。

家の畑では、いろんな虫が活動します。しかし,ダンゴムシがダイコンやカブを全滅したなどと言うことはまずあり得ません。今の私は,昔と違って心も広くなっています。ダンゴムシさんにもお裾分けしています。ちょっと齧られても、残りは食べられます。それよりも,せっかく寒さを逃れて重なりあっていたダンゴムシさんを,寒い畑に追い出してしまった私は鬼のような存在だったかも知れません。反省します。



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2015
01.24

ヤーコンの物語

Category: ヤーコン
昨年,初めてヤーコンの苗を見つけて植えました。5月に植えて12月に収穫でした。ヤーコンは葉っぱはお茶にもなるらしいのですが、お茶は飲んでいません。11月頃まで葉っぱは緑で背丈程成長しました。

写真は10月中頃です。
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11月の終わり頃に小さな小さな可愛い花が咲きました。
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12月に入ってから葉はあっという間に枯れました。12月22日に収穫しました。株にこのようにくっついていました。
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2株全部の収穫です。収穫したヤーコンは新聞紙に包んで保存しました。
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収穫した後の根元はまた土に埋めてあります。種芋が採れれば嬉しいです。

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今日1月24日、少しずつ食べていましたがこれが最後のヤーコンです。収穫してから1ヶ月です。
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収穫したばかりはミルクのような白でしたが、今日はクリーム色になっていました。
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お酢を入れた水にしばらく浸けていたら、きれいなクリーム色になりました。
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バター炒めにして,醤油で味付けました。母が食べるので、かなり長い間炒めていましたがそれほど柔らかくはなりませんでした。
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これがメチャメチャ美味しくて、味見のお箸が止りませんでした。
ヤーコンは、それ自体に甘みがあり、シャキシャキした食感がとてもいいです。
母も完食です。珍しく「おいしいいねぇ〜」と言っていました。
これは、ぜひ来年にも植えたいですね。




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2015
01.22

八朔でジャム作り

近所で暮れに戴いた八朔が残っていました。このまま食べても美味しいのですが,残りはジャムにしました。
暮れから柚子、レモン、八朔と戴きもので豊作でした。

柚子は,ジャム、柚子茶、風呂とたっぷり楽しみました。あっという間に無くなりました。
レモンは、あおいうちに戴いたのは灰汁が強くて失敗。再度完熟を戴いたので、やっぱりジャム、塩レモンにしました。
八朔の昨年のジャムは灰汁が抜けきれていなくて、美味しかったのですが苦みが残っていました。それで今回は、皮をかなり薄く剝いたのと水に長い間浸けたのと湯がく回数を3回にして作ったところ苦みはほとんど感じなくなりました。
このジャムはティースプーン2杯程を熱湯で溶かして飲むと爽やかで美味しいのです。

レモンと八朔のジャムに,間違わないようにラベルを付けると、ちょっとオシャレでいい感じになりました。
手作りは,手間暇がかかり、そのわりには報われないことがけっこうあります。

世の中には,美味しい物がいっぱいです。
たまにデパートに行ったりすると、どこが不景気なんだろうと思うくらい人がいっぱいで、どこでも行列が出来ています。
私は、もともと人ごみはあまり好きではなかったのですが、今では用事があってもあまり行きたいとは思いません。
自給自足、晴耕雨読と言ったら何だか格好を付けているようですが、それに近い生活になって来ています。
もともと,田舎者だったんですね。

今は山にもほとんど行けない状況ですが、長い間山に惹かれていたのも田舎育ちの私のルーツが山に招いていたのでしょう。
他にもいろいろありましたが、出来なくなったことをあげていっても仕方がありません。
でも出来ないからと言って,悲観などはしません。
今出来ることをするだけです。
何かが出来なくなると,新しいことがまた現れます。

どこにも行けなくなって家にいると言うことは、家の周りでいろんなことを見つける楽しさが出てきます。
身近なことに感動する心も養え,心の健康に繋がると思います。
小さな畑や庭は、山に変わって私の心の浄化を担ってくれて、今ではかけがえのないものとなっています。
ターシャ・テューダーさんのように、大自然の中で「緑と花に囲まれて心満たされた日々をゆったりと過ごす老後」って憧れますね。60歳過ぎてからの庭づくりだそうですが私と一緒です。
何かをする時に、もう遅いと言うことはないのですね。

もうすぐ気持ちも弾む芽吹きの季節。小さな庭も畑も年々豊かになってゆきます。
この繰り返しが、生きると言うことなのでしょう。

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2015
01.21

今日の出来事で


今日の朝、ディに行く用意をしていた92歳の母、いつも通り丹念にお化粧していた。
お迎えが来ているのに,まだ化粧中。
覗いてみたら、
「眉毛がなんでか真っ赤やねん。こすっても落ちへんねん!」とドレッサーの前で眉毛をティッシュでこすっている。
見たら、両方の眉の周りが真っ赤だ。
どうも口紅を眉墨と間違えて眉毛に付けたようだ。
母は深刻な顔。
私は大笑い。

その母の娘である私は化粧は好きではない。
化粧水すら今では全く買わないで、自家製を作っている。
母は、しょっちゅう「口紅買って来て、化粧水買って来て…」と今でもいう。
店の店員さんは、化粧っ気のない私が使うと思ってかいろいろな化粧品を勧める。
「90過ぎた母が使うので,頼まれた物だけでいいです」というと店員さんはみんなびっくりする。

そう言えば私が小学生の頃、そばかすだらけで汚いからと某有名化粧品メーカーのレモンの絵のラベルの付いたクリームを買って来て、塗るように言われたのを思い出した。今で言えば美白クリームだと思う。
女性の価値が綺麗であることと思っていた母に,反抗し出したのはこの頃だったと思う。
それからずっと、考え方が相容れないままでいた。

母と同居した6年前ごろには母との違いを再確認しては、「そばかすだらけで汚い子」と子どものころ言われた言葉を何となく思い出していた。
あの時に、「そばかすがあって可愛いい子」と言われたら私はどう育っていただろう。

今の私にはなっていないような気がする。
この母に育てられて、私になった。
そう思うと、着飾っていそいそとディに行く母も可愛い人に見えて来る。
今日は、そんな母に真底大笑いが出来た記念すべき日になったかもしれない。



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2015
01.18

そろそろ,春蒔きの種の整理と計画を…

Category:
種は次から次へと増えますね。
缶の中ででグジャグジャになっていて、自分でも何があるのか把握で来ていなかったのを夜な夜な整理していました。
最近は出来るだけ種からの育成を心がけ,種も固定種に切り替えています。
昨年の春植夏野菜は種からの育成に不安があったので、苗も買っていました。
そして自家採種もしているので余計にややこしい。
一応種類別に分類して、品種と固定種か交配か自家採種か、それと蒔く時期と収穫時期は整理出来ました。

固定種の種は簡単に手に入らないので、こんなにあっても、また見つけると欲しくなります。
今日も,ズッキーニ(交配)と桂ウリを衝動買いしてしまいました。
どこに,植えるのや?。

そんな中でも、すごいと思って買ってしまったトマトの種、ピンクブランディワインという固定種です。
何が凄いかというと,大きさが300〜500gもあるというのです。
どうしても見てみたい食べてみたいという衝動に負けてしまいました。

私の場合は結構失敗も多いのですが、とりあえずやってみないと気が済まない性格のようです。
困ったものですね。

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2015
01.18

久しぶりで畑仕事

Category: ショウガ
今日は,午前中はポカポカと暖かく久しぶりに畑仕事でした。

種ショウガにしょうと残しておいたショウガに何とカビらしき物を発見。
ショウガは保存の温度管理が難しく、種ショウガを残すのがどうも大変らしい。
今までは、梅酢や甘酢に漬けて保存していて、毎年種ショウガは買っていました。

種ショウガの保存方法が載っていたが、どうも成功例は少ないらしいです。
ショウガ無いから(シャレではありませんよ)、植えてしまいました。
上手く行くかどうかは分りませんが、保温のためにススキの刈ったもので草マルチをして上に黒ビニールを掛けておきました。この辺りは,冬はけっこう暖かいのでこれでうまくいくような気もします。腐らすよりいいでしょう。ダメで元々です。

それで菊芋ですが、まだ早いのですがこれも保存は土以外では難しいとのことなので土に埋めました。定植です。
こんなので、いいのでしょうか?? 
(写真を撮るのを忘れました)
ついでに、菊芋を生で味見をしました。
甘みがあって癖が無く、レンコンのようにシャキシャキしていていい感じでした。
難しいことは分りませんが健康にも良いらしいので,他の野菜とサラダやジュースでいけそうです。
ヤーコンにも,少し似ているように思います。

自分で野菜を作るまでは、変わった野菜がスーパーに並んでいてもなかなか買わなかったのですが、自分で作ると愛着も湧いてきます。
却って,知らない野菜程作ってみたくなる物です。
何しろ,初めての物はよく分かりません。

種に残しておいたショウガです
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植えました
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こんなに寒いのにミミズさんが頑張ってくれていて嬉しいです
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2015
01.17

初対面の菊芋は楽しみです

Category: 菊芋
今日,菊芋の種芋を送って頂きました。
初めてのご対面です。
見かけは,土しょうがとサトイモに似ています。

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芋と付くので,芋の仲間かと思い調べましたらイモ科と言うのはありませんでした。
ジャガイモはナス科。さつま芋はヒルガオ科。ヤマイモはヤマイモ科。ヤーコンと菊芋はキク科でした。

ウィキペディアによると芋(いも)とは、植物の根や地下茎といった地下部が肥大化して養分を蓄えた器官である。特にその中で食用を中心に人間生活の資源として利用されるものを指すことが多い。但し、通常はタマネギのような鱗茎は含めない。でした。

そう言えば,野菜の分類も見ていると「どうして仲間なのか?」と思うことがしばしばあります。
これも調べると,科目と分類がまた違っていました。本当にややこしい。
勝手に野菜のカテゴリーの分類を作りましたが、「これでいいんか?」 で、見直す必要があるかも知れません。
まだまだ知らないことばかり、これから勉強です。

話は逸れましたが、菊芋はかなり場所をとり繁殖も強いようです。
狭い畑で家庭菜園をしている人は、どのようにして栽培しているのでしょうか? 気になります。
背丈が2メートル以上になり、ヒマワリのような花が咲くということです。
ならば、道をいく人がフェンス越しに見えるように花壇代わりにしようかな、などといろいろ想像を巡らせています。

昨年収穫した、ヤーコンといいまだまだ未知の世界の野菜作りです。


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2015
01.15

昨年のトマトの物語

Category: トマト
昨年の秋、もうトマトも終わりかけたころに、畑から少し離れた角の方に緑の活き活きしたトマトの苗木を発見しました。
それはカラスが突っついたあとがあったので私が捨てた場所だったので、多分それから発芽したのでしょう。
もう育つことは期待していませんでしたが成長が以外に早く、もう家のトマトの収穫が終わる頃には緑の大きな実を付けていました。

それは何も手を入れていないので、地這いトマトでした。
ところが、脇芽は天に向かって何本も伸び、そこにも実が成っていて、まだ花もいっぱい付けていました。
結果、かなり遅い時期まで緑のままで収穫して家の中で赤くしてそのトマトを食べました。

そしてその種は採りましたが、固定種ではないと思います。
親の品種は種から育てた妙好か苗を買った桃太郎かと思います。

取った種は、数個水に浸しておきました。
すると昨日発芽しているのに気がつきました。
うまく育てば,孫に当たります。
どんなトマトに育つのか育たないのか、どちらにしてもワクワクするではありませんか。

昨年は、勝手に生えて来たカボチャも食べました。
ほんとうに、面白いです。

これが,勝手に生えたトマトです。地面を這っています。(2014年10月28日撮影)
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そこから天に向かって延びた脇芽です。そこにも実が成っています。
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撮影した時には,生き生きとした花を咲かせていました。
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その時に,収穫したトマトです。最初は少し赤くなったのもありましたが、あまり赤くならないので緑のままで収穫して室内で赤くして、つい最近まで食べていました。
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そして,残ったトマトで2015年1月8日に種を採り水に浸しました。昨日発芽しているの発見。写真は先ほど撮りました。
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