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2016
02.15

うちの巻いている白菜と巻かなかった白菜

Category: ハクサイ
今年(2015年度)の白菜は種からの成長が遅くて、とうとう苗を購入しました。
種からの苗が追いついたら、植えるつもりだったので最初は10株植えました。
それからも、あまり大きくならず、とうとうあと8株追加しました。

最初の10株は、小さいながらも巻きました。(2016年2月14日撮影)
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後からの8株は巻きませんでした。(2016年2月14日撮影)
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ネット上でも、巻くのと巻かない白菜についての熱い論争があります。
私は毎年白菜は必ず作っています。
今回で多分6回目ぐらいだと思います。

全くの初心者で始めた1年目は土も新しく、化学肥料と牛糞堆肥を入れました。この時の白菜はとても立派でした。
2010年11月の写真です。こんなに美しくて立派な白菜はこの年だけでした。
虫もこの年には全くいませんでした。
野菜作りは簡単だ〜、と思えた感動の年でした。
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気を良くしていたら、次の年から巻かないは虫だらけになるはで白菜には手を焼いてしまいました。
原因の一つには、完全に化学肥料はやめたのと自然栽培にこだわりだしたことにもあるように思います。
それから今まで野菜作りに自信が無くなる一方でした。
白菜に付くグロテスクなヤトウムシにはげんなりしていました。
青虫は小さくて可愛いのに……

2012年の白菜も巻きませんでした
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2013年は、よく巻いていい白菜に成長したのですがヤトウムシの大量発生でとても食べられませんでした。
この年に思い当たるのは、この畝の植え付け前に生ゴミ堆肥を未成熟をたくさん入れてしまったこと。
全て、私に問題がありました。

苗は売り出された時にすぐに植えたので、かなり早い植え付けでした。
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2014年も巻きませんでした。しかしヤトウムシの害は前年に比べたら改善されていました。
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今までの経験だと、白菜と玉ねぎは難しい野菜です。
巻くか巻かないかは一般的には植える時期が原因だと思っていたので、かなり早めに植えるようにしていました。
この年の野菜作りは、全体に「不耕起と肥料を控える」という方向に移行していました。
それが、結果に現れたのだと思います。

課題として
△2016年度の巻いたちゃんとした白菜を作るにあたって、種から作るのはもっと難しいので苗を早めに購入して植え付ける。
畝を早めに準備して有機肥料(油かすや米ぬか)を早めに入れておくことにする。
△もう一つは種からで巻くことに執着しないで自然栽培でもう一度チャレンジする。
苗を8月中に植え付けられるように早めに種まきする。
場合によっては堆肥と有機肥料で肥やしておく。

『誰でも簡単にできる!川口由一の自然農教室』より引用
「自然界には迷路なく、障害なく、問題もありません。自然界の理に沿って任せておけばいいのです。
問題が生じるのは私たちに問題があるからです。自然に沿ってできないことはなく、できないのはどこかで自然から外れているからです」

この言葉の意味が少しわかるようになってきました。
しかし「自然界の理に沿って任せる」これがわかりにくいのです。
放任ではないんですよね。

私の畑はまだまだ自然な状態の肥えた土「亡骸の層」ができていないのでしょう。
しかし、悪戦苦闘をしながらも少しずつ近づいていると思えるし、思いたいものです。
模索しながらも、そろそろ夏野菜の苗作りも始めなくては‥‥‥‥















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